医療専門家がお届けする ママパパに役立つ情報サイト ハピ★サポ Happiness Support

妊娠・出産・育児の用語をご説明します ママパパ単語帳
Presented by 三宅医院

2016.06.18

妊娠中期

栄養と食事

妊娠糖尿病にならないための食事のポイント

このニュースをシェアする

  • Facebook
  • Twitter
  • LINEで送る
  • Google+

 

1)適正エネルギー量

お母さんと赤ちゃんが健康に妊娠を維持していくのに必要なエネルギーを摂りましょう。目安は1600kcalです。主食、主菜、副菜がそろったバランスのよい食事をとるように心がけましょう。

 

2)間食の目安

間食=お菓子になっていませんか?

間食では3食で補えなかった栄養素(CaFeなど)を補給するように心がけましょう。

お菓子に含まれるショ糖は急激に血糖値を急上昇させるため注意が必要です。間食の目安は、1日160kcal です。

 

3)積極的に摂りたい栄養素

《ビタミンB1》 

ビタミンB1は砂糖やでんぷんなどの糖質を分解し、エネルギーに変えます。

玄米・豚ヒレ肉・そば・小豆・枝豆・のり・ごまなど

《食物繊維》

食後血糖の急激な上昇を防ぎ、満腹感が得られたり、便秘予防にもつながります。

根菜類・野菜(芋類以外)・きのこ類・海藻類

 

4)血糖値を上げにくい食べ方

《食べる順番》

食べる順番は血糖値の上昇に大きな影響を与えます。

食事の一口目に糖質を多く含むご飯を食べると、吸収がよく血糖値は急上昇します。

一口目は、食物繊維を多く含み血糖値を上げにくい野菜から食べましょう。

  副菜(野菜) ⇒ 汁物(肉・魚) ⇒ 主菜 ⇒ 主食(ごはん・パン・麺)

《食べる時間》

よく噛んでゆっくり食べることで脳の満腹中枢を刺激します。

一口30回、食事時間は20分以上かけて食べるようにしましょう。

このニュースをシェアする

  • Facebook
  • Twitter
  • LINEで送る
  • Google+