退院した後、産まれたばかりの赤ちゃんとの生活に戸惑うこともたくさんあると思います。
よく質問される赤ちゃんの症状、受診すべきかどうかお伝えします。
★吐いたとき
赤ちゃんは病気でなくても、ちょっとしたことでよく吐きます。
それは、胃の形がたて型で、まっすぐなので吐きやすくなっているためです。
おっぱいやミルクを飲ませたあと、口の端からおっぱいをダラダラと吐くことがあります。おっぱいやミルクを飲むときに空気を一緒に飲んで、上手にゲップが出なかったときに出てしまうものです。
また、神経の発達が未熟なためにちょっとした刺激でも敏感に反応して吐いてしまう、ということがあります。せき込んで吐く、泣いたときに吐くのはこのためです。
また、飲み過ぎの場合には赤ちゃんが必要としない分を出しているのです。機嫌がよく元気で、体重が増えていれば心配ないものです。ゲップが上手くできていなかったり、吐いてしまう場合は、授乳後に少し長めに抱っこしてあげたり、背中をさすってあげて様子を見てみましょう。
吐くだけでなく、身体がぐったりしている、熱が出ている、下痢をしているなどの別の症状もあるとき、また、一日に何回も吐くときには早めに受診してください。